2008/10/02
私の昔からずっと
もっとも気になっていた
ピアニスト
スビャトスラフ・リヒテル

彼の14枚組のアルバムが・・・
1500円・・・。

OEKファン
さんありがとうございます。

みなさん
iTune Storeへ急ぎましょう。

どう考えてもこの金額はおかしいです。
多分
7500円の間違えです。

ダウンロードに3時間以上かかりました。
私が、リヒテルの演奏に興味を持っていたのは
主にプロコフィエフとムソルグスキーの「展覧会の絵」

ロシアの正統をいく
重厚なピアニズム

その象徴が
私の中では
リヒテルだった。

早速、今日聞いたのは
ベートーヴェンの3曲。

いや、
私の思い違いだった。

Richiter
どう見てもドイツ人の名前。

私は実はベートーヴェンの
ソナタのCDをまったく持っていなかった。

Polliniで聞いたのが
初めてなのだ。

ベートーヴェンのソナタ。
高校の時、嫌と言うほど
みんな発表会で弾いていた。

「嫌と言うほど」
と言うが
本当に嫌になった。

良く耳にしていた
これらの曲。

まさに、これこそ
私が聞きたかった
ベートーヴェンだ!

「きたない音色」
そのころ
もっとも卑しむべき

みんな思っていたような気がする。

いや
話した事はないので
どう思っているかはよくわからないが
周りが出している音は
そんな音だった。

リヒテルは
あえて
そんな音を出している。

必然的に。

しかし、この
真空の
マイナスの
吸着力の
音楽はなんだろうか?

これは、
彼が息を吸い続けているに違いない。

フッと
スピーカーに吸い込まれていきそうなのだ。
どうやら
これは
しばらく
聴き続けなければいけない。

練習などしている場合ではない。

どうやら麻薬に取り憑かれたのかも知れない

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