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はじめに

長年、笙を教える立場、そして教わる立場からもう少し効率的に教え、教わることが出来るのではないか、と常々考えていた。それは今までの教授方法に対する疑問ではなく、教わる側がお稽古に行く前に準備出来る事が多数あるのではないか、ということである。
例えば合竹の指づかいや手移の手順をあらかじめ予習しておくこと。これらを自分で行うことにより貴重なお稽古の時間を、雅楽の本質の部分に割く事が出来る。
従来の運指表による合竹を覚える方法はそれぞれの合竹を覚えるのに必要であるが、合竹の連結(手移)の部分ではやや障害となるのではないかという考えを常に持っていた。本書では手移を指単位に分解して法則として説明している。

言葉で説明できること、例えば運指や手移の順序・後打などはあらかじめ勉強し、最も大切な言葉では説明できない部分を師から学ぶ。
この教則本はあくまで手順を知るための手助けになるが、雅楽の本質的部分、微妙な息づかいや間・ニュアンスなどについては師から習う以外に方法がないと考える。
なるべく一般的な視点に基づいて書いたが私の私見によるものは「ポイント」として記した。また、師や教える観点により異なる考えがある事に対しては柔軟に対応していただきたい。

非常に限られた時間のみ、或いは師からの直接の教えを受ける機会が少ない、そのような人たちの少しでも手助けになればと思う。

また教える側にも役立つよう構成した。

私がこれまで個人レッスン・集団レッスンを行って来た経験から、およそ一時間のレッスンを、本書に従い全三十レッスン行うと、管絃吹・舞楽吹を含め一通りの合竹・手移の法則が自然に覚えられ、竹名も覚えられるよう構成した。

なお、唱歌のレッスンは回数に入れていない。
本来はこの唱歌をまず何年も習い、一通りの曲を覚えてから楽器の演奏を習得する。
しかし現代ではこの部分を同時進行することも多々あると思われる。可能であれば最初の数ヶ月は唱歌のみを覚えることにより、楽器を持った後の進歩はよりスムーズに速くいくであろう。

 

2017年  真鍋尚之

笙 初心者の為の教則本 上巻
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笙は十七本の竹管があり、 (そのうち二本は使われない)
六本の指を使って十一種類の和音(合竹ーあいたけ)を演奏します。

そんなに沢山の竹を押さえて
と考えるのですが覚え方によってはそれほど難しいものでもないのです。

それを効率よくどう覚えていくか図などを駆使しつつ解説しています。

 

実際演奏する時には
六本の指で押さえていますが
そのうち二本はいつも同じ場所で
残りの左右二本ずつの指のいずれかが移動する事により
和音を連結しています。
これらの指の動きも解りやすい表を考案しました。

 

上巻を練習すると
平調の代表的な曲
「越殿楽」「五常楽急」「鶏徳」「皇じょう急」「陪臚」「三臺塩急」
の演奏方法が分かるようになります。

 

 

 

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