調律

竹管の下端の根継(ねつぎ)には金属製の簧(した=リード)が付いています。
金属製のリードには青石(しょうせき)という孔雀石(=マラカイト)を粉末にしたものが塗ってあります。
簧は蜜蝋と松脂でできた特殊な蝋で固定されています。
簧の上に付いている蝋と鉛でできた小さなおもりで音高を調節します。
青石は金属製のお皿の上ですり下ろして作ります。
青石を塗るのはリードの溝の隙間を埋め息の漏れるのを少なくする役目を持ちます。そしてリードについた湿気を早く飛ばす役割も果たします。
また、この青石が音色に与える影響も多い。
 
 
 

洗い調律

演奏するにつれ青石が少しずつはがれていき、重たくなり息も苦しくなっていきます。すると全ての簧を洗い落とし新たに青石を塗り直す必要があります。

 

 

微調整・調律

・音高の狂いを簧の上に付いている蝋と鉛でできた小さなおもりで調節します。
・リードの出入りを調整することにより吹いても吸っても同じ音量にします。
この調整が出来ていないと空鳴り(弱く吹いた時に音が鳴ってしまう現象)の原因となります。

 

洗い調律の行程

竹管の根本の「根継」にリードが蝋で固定されています

1つずつ外していきます。

根継の蝋を綺麗に落とし、周りの蝋も綺麗に取り除きます。

 

水色の「青石」も表裏洗い落とします。

非常に細かい作業で、綺麗に蝋や青石を洗い落とさなければいけません。

 

小型の銅鑼で孔雀石をすって粉末にし、青石を作ります。

 

 

まずは周りを塗ります。

乾いたら表面張力で盛り上がるくらいに
リードに青石をのっけるように塗ります

これを15枚行います。
表面がかわくまで4〜8時間程度かかります。
 
かわくときれいな水色になります。

 

かわいたものから裏返して裏の切れ込みにも塗っていきます。

 

切れ込みに沿ってはみ出ないように慎重に裏側にも塗ります。

裏は大体3回塗ります。
厚すぎると重くなってしまうのですが、
薄すぎると切れ込みが埋まりません。

裏側が留まると、表側の外周の青石を削ります。

これは青石を伝って蝋が染み込まないようにするためです。

 

完成したリードを一つずつ管に蝋で固定していきます。
リードの真ん中の出っ張っているのが
おもりで、これでピッチを調節します。
取ると高くなり付けると低くなります。
 
音高を調整し出入りも調整して
合竹や調子などの曲もならしてみて
バランスや音程を確認して調律は終わります。
 
 
 
 

調律の依頼・調律にかかる時間

調律については演奏・作曲の合間に行います。
通常は1週間程度で作業は終わりますが、
演奏活動で忙しい時期は引き受けることが出来ない場合もあります。
まずは下記よりお問い合わせ下さい。

 

調律の料金

洗い替え調律;15,000円+送料(往;依頼者負担。復;着払いまたは実費)
微調整;作業時間×2,500円+送料(往;依頼者負担。復;着払いまたは実費)

状態の悪い楽器は別途料金が必要となる場合があります。

 

 

お問い合せ

調律については下記よりお問い合わせ下さい。

 

お問い合わせ内容