文化芸術による子供育成推進事業
舞台芸術等総合支援事業 (学校巡回公演)
小学校・中学校等において文化芸術団体による実演芸術の巡回公演を行います。
また、文化芸術団体が実施校へ赴き、鑑賞指導や実技指導のワークショップを行うことで、公演の鑑賞や児童・生徒との共演をより効果的なものとすることができます。
普段授業などで使っている体育館が、工夫次第で素晴らしい舞台へと変わっていく様子を体感することができます。
Fブロック (三重県 滋賀県 大阪府 奈良県 和歌山県 大阪市 堺市)
採択されました!
募集期間
令和5年11月16日(木)~令和5年12月25日(月)23時59分
学校公演・ワークショップ
真鍋尚之は小学校・中学校・高校などでのワークショップや芸術鑑賞会も数多く行っています。
本物の形を変えることなく、そのまま伝え、理解を深める事を目標とし、
教授方法や演奏プログラムなどに工夫を凝らしています。
文化庁による「文化芸術による子供の育成事業」の中の「芸術家の派遣事業【学校申請方式】」や教育委員会などの行う「芸術プラットフォーム」事業などを利用することもできます。
出演依頼など詳しくは下記よりお問い合わせください
1時間のワークショップ
クラス単位で少人数で行います
・笙ひとりでのワークショップ
まずは最初に笙の音を聞いてもらいます
雅楽についての説明とデモンストレーション
雅楽の簡単な歴史や使われている楽器の話しをします。
雅楽の伝承について
どのように千年以上に渡り伝承されてきたか?
一緒に唱歌(しょうが)と言われる楽器を演奏する前に歌う歌を歌って覚えてもらいます。(口伝の実践)
笙の構造を楽器を分解しながら説明します
小学校6年生の教科書には「越殿楽今様」が載っていますので、生徒に歌ってもらって笙で伴奏なども行えます。
・笙と篳篥でのワークショップ
笙と篳篥ふたりで演奏することにより、一層雅楽の雰囲気を感じる事ができます
2〜3回のワークショップ
3回のワークショップでは、雅楽の持つ独特の間合いやリズム感を、唱歌を歌ったり、リコーダーで篳篥や横笛の旋律を吹いたり、また打物を練習する事により体感する事ができます。
学校にある和太鼓や締太鼓、当鉦、箏、などを使って鞨鼓・太鼓・鉦鼓、楽箏のパートを練習する事もできます。
最終的には本物の楽器を使って一緒に合奏できる事を目指します。
学校にある和太鼓・締太鼓・当鉦、大太鼓、箏を使った練習。
篳篥や横笛と越殿楽を合奏
鞨鼓・楽太鼓・鉦鼓の演奏法の解説
本物の雅楽の楽器の演奏の指導
実際に体験してみる
芸術鑑賞会
管絃と舞楽(@横浜杉田劇場)
舞楽「納蘇利」
舞楽「陵王」
楽器紹介
楽器体験
舞楽装束の着装の実演と解説
(納蘇利)
(陵王)
芸術鑑賞会のための事前ワークショップ
1時間ほどの雅楽の演奏を聞いてもらう前に、学校を訪れワークショップを行う事により、演奏を聞いた時に一層理解を深める事ができます。
事前ワークショップでは
雅楽についての説明
雅楽の簡単な歴史
楽器の解説
雅楽の伝承
唱歌(しょうが)を歌を歌って越殿楽の旋律を覚えてもらいます。(口伝の実践)
越殿楽のリズムの練習
越殿楽は早四拍子という打物(うちもの・打楽器)のリズムパターンで構成されています。鞨鼓や太鼓リズムパターンを膝の上を叩いたりしながら覚えます。
本物の楽器を持ってこれる場合は、実際に体験してもらう事も可能です。
笙・篳篥・横笛と一緒に生徒と合奏
芸術鑑賞会の時に体験する事もできます
学校教材として『越殿楽の理解のために〜雅楽演奏法(鑑賞)入門』も作成しました。