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五線譜による笙「調子」
壹越調・平調・双調・黄鐘調・盤渉調・太食調のそれぞれに「調子」がある。
調子は普段演奏する曲の中で、合竹のみでなく様々な奏法を含む特異な存在であり、とても興味深い作品である。
全6調の全句を五線紙に書き写すことは、作曲をする人にも笙を演奏する人にも貴重な資料となると思う。
古典の奏法の中から楽器の特性を学ぶことは非常に重要なことである。調子には作曲のための数多くのヒントが隠されている。
調子は元来の譜面で演奏することが一番効率的だが、記譜上からは分からない曖昧な部分もいくつかある。それを明確にするのに五線譜を用いることは効果的である。
曲はフリーリズムですのであくまでも目安です。
雅楽の古典の記譜も五線譜の下に併記しています。
全28ページ
※2024年より単独販売はなくなり教則本の付録のみになりました
またぴあスコアにてPDF版の販売がございます
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