2011/09/21
24年・・・くらい前
たぶん

ニーベルングの指輪
全4オペラは
日本では絶対上演不可能といわれていて
それが
ベルリンドイツオペラによって
全曲演奏されるというので
事件ともいわれていた。

全部で3回
横浜で最初に演奏され
その後東京文化会館で2回。

トンネルリングといわれた
ゲッツフリードリヒ演出の
ベルリンドイツオペラの
日本での公演。

高校生だった私は
一番安い席を買うために
神奈川県民ホールへ
夜の10時頃の電車で出掛け
徹夜で並んだ。

その当時一番安い席が
9000円
その次が
11000円
4回聞くのだから
この差は大きい。

でも9000円の席と11000円の席と混ざってたかな。

一番後ろの席が9000円で
一列前だと11000円。

約4万円近い買い物だったけど

それまでオペラといえば
ヴェルディが中心で。

ワーグナーのレコードなんて
高くて買えなかったし

なんかワーグナー
ライトモティーフ集なんて楽譜があって
それと名曲解説全集とかいう本と
あらすじと
楽譜を見比べながら
ピアノで勝手に作曲してこんな感じかなとか・・・

今だったら簡単に音源聴けるのにな

そんな予習をして
聞きに行った

ベルリンドイツオペラのリング

指揮は
ヘスス・ロベス・コボス

だったと思う。

ヴォータンはロバート・ヘイル
ジークフリートはルネ・コロ。
ジークルーネはユリア・ヴァラディ
(フィッシャーディースカウの奥様)
ジークムントはイエルサレムが歌ってたんですよね~

ブリュンヒルデはヒルデガルト・ベーレンス

名前を覚えられない私が
よく覚えてるもんだ

信じられないようなキャストでした

そして
何と言っても
圧巻だったのが
ファーゾルとと
フンディングと
ファーフナーと
ハーゲンを歌った
マッティ・サルミネン
全ての日に登場しました。

まだ、
マッティ・サルミネン
歌ってるのですね
信じられないです。
神々の黄昏で登場します。

その時のニーベルングの指輪の演出は
日本の舞台の奥行きが狭すぎて
このベルリンドイツオペラの「トンネル」が
奥まで延ばせなかったのです。

そのために
トンネルの奥を
二つに分けて

それはそれでなかなか面白かったのです。
どっちのトンネルに帰って行くか
迷路みたいで。

まだ30年近く経っても
この演出を続けているなんて
去年まで知りませんでしたし
またこれを聴けるなんて
信じられませんでした。

さて、
私の席は
24年(くらい)前と同じ
一番後ろです。
でも40ユーロです
4500円位。

トンネルの奥まで見えません。

このトンネルですけど
ここの劇場で見ると
ちゃんと劇場の壁から
ずっとつながっているんですよね

そこまで計算してます
たぶん

そんな訳で
Rheingoldは終わりました。

今日の出演者の中では
ローゲのテノールUlrichウルリッヒ
が飛び抜けて素晴らしかったです。

とんでもなくよかったのです。

今日の中で

そんな訳で今日は気合いを入れていきました?!

何日目が寄ってるな~。。。

やっと着物が着れたな

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