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2015/01/21
もう今日になってしまいました。
Duo Nanoの日本での最初の演奏会です。
DuoNano
真鍋尚之(笙)と平田紀子(箏)が、2008年より互いの音楽性を高めあい、笙と箏のレパートリーを練習するために結成。不定期に練習会を開いてきました。
今回の第1回演奏会を皮切りに、現代の作曲家と共に笙と箏のレパートリーの充実を図る為に年2~3回、定期的に演奏会を開催していきます。
現代音楽に触れる機会の少なくなった現在の日本の音楽界において、また高騰していくチケット代金の問題にも一石を投ずるべく2,000円という安いチケット代金を設定(学生1,000円)。身近に現代芸術に接する機会を増やすことも目指します。
Duo Nanoでは引き続き笙と箏のための作品を募集していきます。
三人の日本を代表する現代の作曲家による笙と箏の作品。
まずこれらの作品を演奏し彼らの作曲語法を若手のそれとを比較する上でこの演奏会で重要な意味を持つ。
まずこれらの作品を演奏し彼らの作曲語法を若手のそれとを比較する上でこの演奏会で重要な意味を持つ。
「幻想曲」は作曲後も委嘱者と共に手直しを加えて完成された名曲。多くの箏奏者がこの曲を取り上げている現代の箏の作品の最高傑作のひとつ。
邦楽器に対する真摯な取り組みが凝縮されている。
「原風景」は初演以来演奏されなかった作品。笙のための作品の最初期の曲であるが、湯浅ワールドをとても良く示す名曲である。2005年に真鍋尚之が再演して以来ヨーロッパを中心に50回以上演奏されてきた。
「白光」は2001年真鍋尚之が委嘱した作品。古典的奏法を主に展開する一柳慧円熟期の傑作です。
邦楽器に対する真摯な取り組みが凝縮されている。
「原風景」は初演以来演奏されなかった作品。笙のための作品の最初期の曲であるが、湯浅ワールドをとても良く示す名曲である。2005年に真鍋尚之が再演して以来ヨーロッパを中心に50回以上演奏されてきた。
「白光」は2001年真鍋尚之が委嘱した作品。古典的奏法を主に展開する一柳慧円熟期の傑作です。
今回は3人の若手作曲家がDuo Nanoの為に作品を書いてくれました。
今回の新作は3作、全く違った曲想を持つ作品が出来上がりました。
「森と蝉」は雅楽の古典の11の合竹(和音)の響きをモチーフに書かれた11の断片(楽章)からなる作品。
「八面玲瓏」はそれぞれの伝統を排除した響きと、これは何と言ったらいいのでしょう?ユーモア溢れる曲調が印象的です。
清水一徹の一連のソロ作品とそれを結ぶDuo。清水一徹ワールドが炸裂します
松村禎三「幻想曲」(1980)(箏)
湯浅譲二「原風景」(1988)(笙)
一柳慧 「白光」~笙と箏のための(2001)
Kanokpak Changwitchukarn「委嘱作品」(笙・箏)(初演)
旭井翔一「委嘱作品」(笙・箏)(初演)
清水一徹「Visio」(2009)(箏)、「Saw」(2014)(笙)
「委嘱作品」(笙・箏)(初演)
真鍋尚之(笙)
平田紀子(箏)
2015年1月21日(水)19:00(開演)
近江楽堂
(東京オペラシティ3F京王新線初台駅3分)
チケット
一般:2,000 円
学生:1,000円(枚数限定)
助成:NPO法人JML音楽研究所