祝日。
そして私は
ベルリンのちょっと南Dahlemの
民族学博物館Ethonologisches Museumで
演奏しました.
Eine Bruecke nach Japan
とは「日本への架け橋」
ってな感じでしょうか?
7月5日から昨日10月3日まで
日光の写真展?(結局見れなかった)を開催し
期間中は東日本大震災のチャリティのイベントととして
朗読やワークショップ、ダンスなどを行っていたようです。
その最終日のフィニサージュとして
私の演奏とチャリティオークションがありました。
フィニサージュという言葉は初めて聞きましたが
開会式に対して閉会式のような感じです。
このイベントの募金は
ARC>Tアートリバイバルコネクション東北
http://www.arct.jp/
というところに寄付されます。
震災後は我々音楽家も仕事を奪われました。
音楽事務所やイベント会社が倒産したといいます。
私自身も演奏会は全て中止となり
開催してもチャリティとして
収入はたたれ、仕事も相次いで中止となりました。
日本では音楽は芸術ではなく
娯楽なんですね。
「だからこんな時代に娯楽なんて何事だ」
という方程式ができてしまう。
だから、私にとっては
そのような芸術家や表現者を
支援しているARC<Tへのチャリティというのは
とてもやりがいのある仕事でした。
会場は
そう、
6月にもアジアンアートアンサンブルで
演奏したその同じ場所。
私は最初の挨拶に続いて
3曲
湯浅譲二「原風景」
平調調子
真鍋尚之「呼吸III」
を演奏しました。
約20分。
その後、オークションが行われました。
日本の絵とかのれんとか、
レコードとか14点ほど。
そして・・・私は
「私の演奏」
を商品として出品しました。
売れなかったらどうしよう
と
売れるためにも
良い演奏をしないと・・・
他の品々が
2~30ユーロから7~80ユーロ
で落札されていく中
50ユーロから始まった
私の「プライベート演奏会権」は
・・・
みるみる上がっていき
150ユーロで決まりました。
最後は博物館館長同士の戦いになりましたが。
さて、このイベントの最終的な募金額は
1900ユーロにもなったそうです。
今円高だからな・・・1ユーロ100円に達しようとしてる。
2割ぐらい目減りしちゃうよな。。。
まぁそんなことはともかく
私だけで1割近く貢献できて
良かったです!
今日の演奏も99パーセントの仲間入り。
でも、悪くない演奏でした。
だいぶ1パーセントに近い演奏でしたけど。
呼吸なんてもう何十回・・・ひょっとすると100回くらい演奏しているのに