2008/04/21
親の力や
師の力を借りて
名声を得る。

そんなことは
芸術家としては
恥ずべき事だった。

カルロス・クライバーも
名指揮者の父エーリヒと
比較される事を嫌い
別の名を使いデビューしたのも
こんな事からだろう。

私の師の父は
息子がコンクールに出る時は
審査員を辞退していたという。

至極当然である。
七光りはやがて消えるものであり
そんなものにすがらない実力こそ
真の芸術家の求める道である。
それにしても最近テレビで
誰の息子とか誰の孫とか
堂々と宣伝する芸能人が多い。

日本は世襲制だから
そういうのが流行るのかなぁ?

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