2008/10/04
ついに
リサイタルまで
あと2週間となりました。。

これからは
リサイタルについて
いろいろ書いていこうと思います。

まずは
チラシについて。

この書

柏木白光さんに
書いて頂きました。

昨年秋
恵比寿ガーデンプレイスでの
イベントで御一緒した
柏木白光さん。

以前のブログに重なりますが・・・
音楽に合わせ書を書くという
イベントだったのですが、
私はいただいたDVDを見て
これは凄いと思いました。

これは、本気になって
戦おう!?

初めてお会いしたのですが
そこは芸術家同士
何かお互い感じ合うものがあったと思います。

そして、私はふと思ったのです。

この人に
チラシの題字を書いてもらって
それを前面に押し出した
チラシを作りたい。

今までになかったような
「笙」
という一文字だけのチラシ!

そんな思いを快く
引き受けて下さった
白光さん。

6月にお会いし
書いてもらいました。

白光さんのご希望で
私の演奏の音を聴きながら
書きたいとの事。

いろいろ、
私の意図などを伝え
どういうものにしたらいいのか
十分に話し合った上で
さて、
本番です。

って・・・

もう・・・

書くんですか・・・。

いや

みるみる
顔つきが変わっていきます。

時間いっぱいの仕切り線にたった心境です
いや・・・
真剣勝負するんだけど

ちょちょちょっと待ってくれ・・・。

そんな一瞬で私は入っていけません・・・。

とそんな私を
おいていくように
彼女の集中力は
凄まじい。

それに負けじと
私も食らいつきます。

みるみるうちに
2枚書き上げていきました

この集中力は凄い。

そして、出来上がりました。

できたての書は
書いたその時の
筆の順番まで
はっきりと見て取れるのです。

そして
この世に生まれた瞬間から
少しずつ形を変えていきます。
そんなことは
全く私には
わからなかった。

ただ、
その夜
私は
その書に釘付けになって
見入ってしまった。
見ていると
いろんなモノが見えてくるのです。

ただの文字
ただの黒い線

しかし、どんな
色彩豊かな絵画にも負けない
ものがここにあるのです。

それをことばで説明する事は
やめよう。
これは、
実物を見ると
もの凄い
エネルギーを持っています。

当日、
この書を
会場に
展示しようと思っています。

是非、実物の素晴らしさを
味わってもらえればと思います。

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