2009/05/01

いつも春先になると
出くわす・・・

今日も駅へ向かう途中
マンションの敷地から出る辺りで・・・

ぼけっと歩いていると
目の前に黒い2~3センチの物体

そう
くまんばち

目が合うと
びっくりして
私がよけると同時に
向こうもびっくりして
飛び去っていく・・・

そんなでっかな
くまんばちを見ながら
今日は日本音楽集団の
本番へと向かう。

そう
昨年退団して以来
半年あまり
エキストラとしての
久しぶりの本番。
まぁ、在団中も
なかなか本番の機会は
多くなかったので
空いている期間としては
さして違いはないのだが
気分的にはまったく
別のものです。

何がどう違うかは
ここには書かない事として・・・!?

とにかく
くまばちに怯えつつ
駅へ向かう道すがら
私の頭の中に駆け巡るのは・・・
そう
リムスキーコルサコフの
「くまばちの飛行」
そう!
あのオーケストレーションの達人
リムスキーコルサコフは
シェーラザードとか有名ですが
私の度肝を抜いた
オーケストレーションの神様とも
思える腕前を見せた作品は
オペラ「金鶏」です
何ともあの分厚く鳴り響くオーケストラの中で
輝かしく響き渡るトランペットの凄まじさ。
その他にもムソルグスキーのオペラをオーケストレーションしている
ボリスゴドノフやら何やらたくさんありますが
私はこのオリジナルの金鶏が最もリムスキーコルサコフらしいと
思っています。
テレビで一回見ただけですが・・・。。。
まぁそんなことはともかく
このリムスキーコルサコフの「くまばちの飛行」
以前テューバでやっているのを見たことがある。
こりゃぁすげぇと思っていましたが
それから数年経ったある日
いつか笙でこれ吹いてやる
と思っていたのを思い出し・・・

今日、くまばちを見ながら
駅に向かう道すがら
そうだくまばちの飛行を笙で吹こう!
などと企んでいたのでありました。

久しぶりの日本音楽集団の舞台
私は以前は自作の「呼吸」シリーズを
吹いてくれと言われても頑として断ってきました。
しかし、今回は志願してソロで吹かせてもらいました。

そして「呼吸III」を演奏終えて
帰ってきた私に
「くまばちの飛行」とか吹いたら・・・

そう
かくして
私はこの積年の想いを
実行に移す時が来たと・・・

また一つ楽しみが増えました。
これを笙で吹けたからすごいって
そんな次元では面白くないですから。
これが笙のために書かれたごとく
編曲をしてみせましょう。

。。。
・・・と
酔っぱらった勢いで言ってみたものの。

できるかどうかはわかりません・・・

しかし
あのくまんばちは
そんなせわしくは飛んでないよなぁ・・・。
くまばちじゃなくってすずめばちかなぁ・・;;

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