2010/03/14
今日、ベルリンフィルを
ベルリンのフィルハーモニーで聞きました。
マリス・ヤンソンス指揮
ヴェルディの「レクイエム」
ベルリンフィルがどうこうではなくて
ヤンソンスは本当にすばらしいですね。
おとといのティーレマンなんて比べものにならないですね。
とにかくヤンソンスが振るとオーケストラが
ひとつの生き物のようになります。
バイエルンの時ほどではありませんが・・・
そこは長いつきあいかどうかの違いだけで。
ベルリンフィルの素晴らしさは
ちゃんと一人一人がソリストとして表現している事です。
あのファゴットのすばらしかった事!
オーケストラとは常にそうでないといけないと思っています。

ベルリンのど真ん中でさぞ華々しいところかと思ったら
ホント暗いです。

ついに来たぞ~
ベルリン・フィルハーモニー

って感じです。

時間がまだあるので近くのソニーセンターへ。

後で知ったのですがこれ、フジヤマって言うそうです(-_-メ)
外から見ると富士山型。。。

ロビーです。
階段がいっぱいあって自分の席がどこだかよくわからない。
ホールに入っても何処なんだかよく分からない。

不親切だよな~。座席表とか何処を探してもないからね。
私の席はど真ん中の、ど真ん中。
すぐそこに指揮者がいる感じの最高の席でした。

マリス・ヤンソンスが指揮を始めると
本当に彼を中心に全てが動き出すんです。
下手な指揮者だと、あれ?指揮者は何処にいる?
って感じですが、常にオーケストラの動きの中心に彼がいて
指揮棒の先から音が出てくるように聞こえる。

特に圧巻だったのは2曲目の「怒りの日?」で舞台の後方に
二人ずつ(だっけ?)出てくるトランペットかオーケストラになだれ込む部分。
(自分で譜面台持ってきて、終わると電気消して持って帰る姿がかわいかった。。。)
フィルハーモニーの舞台後ろの遙か彼方から演奏しているのに
ホール中に音が溢れ、最高潮に達した瞬間にオーケストラに引き継ぐ
あの迫力はもの凄かった。
合唱のバイエルン放送合唱団も本当にすばらしいですね。
サントリーホールよりも二回りくらい大きいと思えるフィルハーモニーが
むしろこのオーケストラには小さすぎるくらいなのではないかと思うくらい
金管楽器があれだけ咆哮してもうるさいと思わないのは
弦楽器がしっかり鳴っているからなんですよね~。
音楽家はやっぱりめいいっぱい音を鳴らして、それを受け止める受け皿がないと
良い演奏はできないと思う。
これがあたりまえの演奏だと思うのだが。

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