2月3日、小野雅楽会のジュネーブ公演に参加するため
ジュネーブまで旅立ちました。
その日の朝は最低気温がマイナス19℃
ベルリンからジュネーブへの
直通の飛行機はなかったり
高かったり変な時間だったり。
なのでまずはバーゼルまで飛行機で行き
そこから電車でジュネーブまで。
バーゼルまでは飛行機で1時間20分ほど
そこで電車を予約して中央駅までバスに乗って行きます。
バーゼルはもうスイスです。
でもドイツ語で大丈夫。
ユーロは使えないので20ユーロほど
スイスフランに交換。
スイスは物価が高いって聞いていたけど
すでにここバーゼルで実感。
お昼ご飯がなんか高い。
途中まではドイツ語の車内放送だったけど
急にフランス語に変わって・・・よく分からない。
一度乗り換えた後は完全にフランス語圏で。
ちょっとうとうと眠っていると
起こす人が
また検札に来たのかと思って
もうみせたじゃん~
と思ってむっとしてみると
隣の人でした。
何と電車はここまでに変更になったらしい。
その先まで行くには乗り換えないといけないらしい。
この人何となくドイツ語喋れたから良かったけど。
車掌に聞いたら全くドイツ語ダメな感じで・・・。
でも予定より30分ほど遅れてジュネーブ着。
しかし、お昼過ぎには着いているはずの雅楽会一行が
15時過ぎてもまだ空港で・・・
荷物が届かなかったらしい。
私は一足先にホテルに行ったのですが
ホテルのフロントもドイツ語があまりよくわからず
おまけに主催者が来て私が事情を説明しなければいけない羽目になるは・・・
私がドイツ語で喋って
彼女が英語で喋って・・・
ホテルからの夕日がきれいでした。
結局一行が到着したのが6時過ぎ。
かわいそうに日本から20時間近くかけてきて
やっとジュネーブに降り立ったら荷物が届かず
そこで4時間も待たされるなんて。
半年以上ぶりの再会をあまり堪能しないまま・・・
夕食へ。
って、誰も英語もフランス語も喋れないじゃん。
で、ここドイツ語もあまり通じない。。。
そんな不安を抱えつつ
マイナス10℃の街へ繰り出す。
ベルリンよりましだけど
ここやたら風が強い。
で、何故かレストランが見つからない。
川沿いをぐるっと回ったところで
ちょっとよさげな(高そうな)レストラン発見。
そこのウェイターはドイツ語を喋れたので
私が適当に見つくろって注文。
なかなかいい感じでした。
みんなそれどころではない感じでした。。。
さて講演の行われたのはアルハンブラ劇場
なんか舞人として舞台に出ていったら
真っ暗で・・・
面かぶってるんだからこんなんじゃ方向感覚も水平感覚も分からないよ~と
リハーサルの時は客席に明かりが付いていて照明の打合せもしたのに。。。
まぁとりあえず何とか終わりました。
トラブル続きでしたけど。。。
そして翌日は観光
周りはがちがちに凍っているけど。
この日はマイナス7-8℃だったので以外と暖かいなぁと。
(感覚が変)
中には怪しいカメラを構える人が。。。
とホッとひと息観光を終えてホテルに戻ると
また問題が・・・
翌日の予定が分からない。
バスが何時に来るのか
本当に来るのか・・・
確認のしようがない
だって
主催者や担当者の連絡先が分からないんだから・・・
また、私はホテルのフロントへ
ドイツ語と英語の会話をしなければいけない羽目に。
(以下省略)
そんな訳で
小野雅楽ジュネーブ公演は
日本から3泊の強行軍でしたが
ヨーロッパで念願の演奏会ができて
良かったのではないでしょうか。
私も久しぶりに雅楽の演奏ができて楽しかった。
さてベルリンに帰って
そうだ湖畔に行こうと
行ってみると
凍ってました。
1月末からマイナス10℃以下の世界になったベルリンですが
2月13日には最高気温がプラスになり。
ここ最近は最低気温もプラスです。
昨日は12℃とかあった。
もう夏かよって感じです。
もう冬終わってしまうのかな~
また寒くならないかな~