2009/07/31

こんな生活
とても身体がもたない

とかなんとか・・・

言いながら

なんと充実した時間を過ごして
いるのだろうか?

身体はフラフラではあるが

もっといろいろ
やりたい事はあって
でもできないけれど
できる事は
できるだけの事であって・・・

今回のコンサートの出演者も作曲家も
スペシャリスト中のスペシャリストであろう。

現代音楽の数々の経験は
私などとは比べものにもならない
ほどであろうし

アンサンブルの能力などは
私の想像も及ばないところにある。

そんな自分の無力を
なげいてもしょうがない

できないものは
できないのであり

経験は
買えるものでもないのであり

まして、笙という楽器の中で
できる事はやってきたのだから。

それにしても
できない事はしょうがない・・・

そんな事をなげいて
劣等感に苛まれているよりも
ここには
一音楽家同士の
お互いを尊敬し合う何かがある。

きっちりと楽譜通りに演奏する使命を
負っている演奏家からしたら
楽譜と違う事ばかりやっている
私はどう映るのだろうか?

正しい事だけが
正解とは限らない

自分のできないことを
恥ずかしいと思うよりも

今自分に出来る事を
自信に思える自分が

不思議と
おもしろい。

それぞれの価値観も
常識も

それを越えた何かを感じられる
きっかけとなるのかも知れない。

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