2011/02/11
息が合った演奏
なんて表現があるが
他人と演奏する時に
息が合っていないと
演奏などできるはずがない。
演奏家はおそらく無意識のうちに
周りの人達と息を合わせる事をしている。
他人の呼吸を感じる事で
その人が何をしようとしているのか感じられ、
その事によって初めてその人の話す言語を理解でき、
交流が可能となるのだ。

これは他人に合わせるとか、
相手の言語を話すとか、
そんな小さなものではない。

音楽とは決められた台詞をしゃべるだけのものではなく
会話をするものだ。
それがなければ演奏などは機械にさせておけばよっぽど確実である。
音楽家は無意識にそんな能力を持ち合わせているものだが・・・

というかそんなのは能力でも何でも無く
空気読めるか読めないかだけのもんでしかないと思うが。

今日、とても不思議な体験をした。
だいたいの縦線は合っているのだが、
全く息の合わない演奏を聞いた。

というよりその能力を持ち合わせ無い人。
何とも気持ち悪かったが、
空気読めないだけなんだなぁと。

息の合うというのはまた不思議なもので
合った時に初めて自分のペースに巻き込む事もでき、
また他人のペースに巻き込まれても良いかなぁと思えるようになる.

とまぁこんな当たり前のとりとめのないことでも
そうでない人と出会うことで
具体的に言葉にして確認することができる。

音というものはごまかすことのできない
人の性格までみえてしまう
難しいものである。

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