2011/09/10
良いホールで演奏すると
自分がうまくなったような気分になる
技術的な不完全さが覆い隠される

大学の時に
何かの先生が
ああいう良いホールで
試験をすると
みんなうまく聞こえるから
採点するのが難しいんだよな
と言ってた。

技術的なものに
いつも囚われて
先に進めないよりも
その先の表現に
時間を費やした方が良いように思う。

もちろん
訓練はしっかりしていかなければ
いけないのでしょうけれども。

とふと書いていて
日本の学校の教育とか
英語の勉強とか
にているなぁと思った。

ちょっとでも
単語とかスペルとか動詞を間違えると
その先に進めなくって。

それにこだわっているがために
何も話せなくなってしまう。

さて、昨日はフィルハーモニーの
カンマーザールに初めて行きました。

こんなに小さいんだ~と思うくらい
舞台と客席がどこも近いです。
これで1000席ぐらいあるんだ。

Musik Fabrikの一員として
打楽器の渡邉理恵さんが
出演してました。
なんかトラなのに
良い役もらってるな~。

彼女は以前、日本音楽集団にいたので
何度か一緒に演奏したり
お話しする機会がありました。
6年くらい前にドイツへ行くと聞いて
良いな~と思ってました。
大学で勉強しながら演奏活動をしていたそうです。

今はフィルハーモニーの舞台にたってんだもんなぁ
としみじみとしながら
Wolfgang Rihmを聴いていました。
Rihmはカールスルーエ出身の音楽家なのですね。

合唱がなかなか面白かったのと
最後のソプラノの人が凄かった。
もの凄かった。

Musik Fabrikもとても素晴らしいですね。
やはり現代音楽って嫌われるけど。。。
こういう演奏で聴くと面白いです。

っていうか
現代音楽でも
ちゃんと演奏してくれよ
演奏家の問題だよ。
結構。。。
私の知ってる範囲では。

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