2010/03/26
3月21日Salvatore Sciarrinoの
「Luci mie traditrici」というオペラを聴きに行きました。

これはベルリンで開催されているMaerz Musikという
現代音楽のフェスティバルの中の公演です。

この日は、一日中国笙のWuWeiと中国の笙と日本の笙と
演奏しながら意見交換する日であった。
朝からいろいろ演奏しながら質問に答えたり演奏したり
そんな時に、彼の友人が訪問。

リビングは・・・演奏会場となってしまった・・・(汗)

「やい、吹け?!」
と言われ、雅楽の曲を演奏し、私のソロの曲まで・・・
ここ二週間ほとんど吹いていないというのに、、、
そしてなんだか分からないまま演奏会は終わり・・・
みんなで昼食に行く事になりました。。。

ドイツに来て丸二週間。
6~7人で会話している内容は
何故か・・・不思議な事に
全ての単語が聞き取れる!!
今まで早すぎて聞き取れなかったのが
全て。
不思議な感覚でした。

でも分からない単語がいっぱいあるので
全てを理解する事はできないのですが。

語学は絶対無理!と思っていた私が
地道に続けていると意外にも道は拓けてくるものなんですね。
ただ、聞き取れるだけで理解できないので
まだまだ勉強をしないといけません。。。

さてさて、その後、WuWeiと一緒にコンサートに行くはずが、
突如、彼の友人が倒れ、彼は病院へ、私は一人コンサートに行く事になりました。
彼の分も買っていた私はチケットが一枚余ってしまい
受付で払い戻して貰うか、誰かに売るかしなければいけない事態に。
日本じゃぁ涙をのんで無駄にしてしまうところだけれども
ここはドイツ!
買い手を探す事にチャレンジ!!
もの凄く良い席が取れていたのです。


「Ticket verkaufen! Nur 1 Karte. Kostet 20 euro. Sehr gut Platz!」
と書いた札を用意しました。

会場に着くと当日券を求める列が。
そこに札を持って行くとものの10秒で売れました。

さてさて、コンサートですが
これはsciarrinoの1998年の作品のようです。
ストーリーはまったく分かりません。。。
前日に聴いた東ヨーロッパの現代音楽とはまったく違い
最初から最後まで特殊奏法のオンパレードで
時々普通の奏法を用いたかと思いきや、三和音を用いた調性音楽で
歌は常に延ばした後に細かい動きをし・・・
最初から最後まで、常に単調に聞こえた。
これは私が知識がないからだろうか?
あるいは言葉が分かれば何か理解できるのだろうか?
これが最先端の音楽なのか??
私にはよく分からないが、
前日に聴いた音楽の方が古くさいけれども
着実に地に根を張っているように聞こえる。

さてさて、やや欲求不満なコンサートを終え・・・
いい加減20時過ぎとなるとスーパーなどは全部閉まっている。
しかも今日は日曜日。。。
途中の駅で徘徊しつつも何も買う事ができなかったが
最寄り駅の小さな売店が開いていて、初めて部屋飲みビールゲット!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください