2007/03/31

ヘルベルト・フォン・カラヤン
昔はあまり好きではなかった。
昔といっても中学生の頃。
カラヤン全盛の時代だった。
1980年代。
速めのテンポでどんどん進んでいくのが
どうも好きになれなかった。

しかし、いつだったろうか?
ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」より
前奏曲と愛の死の演奏を聴いたときから
カラヤンのイメージが全く変わった。

前奏曲の出だしからわずか数小節の間に
すっかり引き込まれていってしまった。

確かウイーンフィルで愛の死ではジェシー・ノーマンが歌っている。

以来、カラヤンのワグナーはかなり集めている。

「ワルキューレ」
「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
「ローエングリン」
「パルジファル」

久しぶりにワルキューレを聴いた。
「ニーベルングの指輪」はカール・ベームの
バイロイトでの全曲を持っていて
こちらをよく聴いていたが、カラヤンのワルキューレは
出だしからものすごい勢いで圧倒的。
ただベームに比べて歌手がちょっとなんだよなぁ・・・。
ヴィントガッセンにニルソンの黄金コンビの
ベーム盤はとにかく声が充実しているから。

まぁ久々に引っ張り出してきたらショルティーの
「神々の黄昏」もあったのでこっちも聴いてみよう。

これまたヴィントガッセンにニルソンに加え
グンターはフィッシャーディースカウ!
ヴァルトラウテはクリスタ・ルートヴィヒに
なんとラインの乙女、ルチア・ポップとギネス・ジョーンズ。
すごい時代もあったなぁ・・・

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