2019/01/13

リサイタルが終わってから

5キロほど体重が落ちたが、

その後食べても食べなくても体重は変わらないので

きっとこれが自分のちょうど良い体重なのだろう。

 

年末年始でパソコンに向かう仕事以外は

だらだらと過ごし、音楽を聴き充電していたのだが

そろそろ練習しようかと思い立った。

 

そう、もうひと月ちょっとすると中南米ツアーが始まる。

 

可能か不可能かは

その人自身が決める。

不可能と思った時が不可能になる時で

不可能と諦めない限り、可能になる可能性は残っている。

 

作曲家として作品を作った時に

演奏家から無理とかできないとか言われ

苦しい思いをする事がしばしばあるが、

それは「私にはできない」という場合がほとんどで。

 

だから私は間違った事を書いていない限り

できないとは言わずに努力を続ける。

 

不可能になるのは

「私が」努力できなくなったり

やりたいと思えなくなった時だ。

もしかしたら他の人ならこれに時間を費やして

できるまで練習する人が現れるかも知れない。

 

そう音楽家にとっては練習できないという事は致命的だ。

それは義務的に行う練習ではなく

自分を向上させるために行う練習。

 

それが音楽家の重要な才能の一部なのだと思う。

 

Invention IVはどこまでいっても難しい。

技術的に可能な事を書いているから

練習すればできるはずなのに

まだまだぎりぎりの綱渡りから抜け出せない。

もちろんこれだけに時間を費やしていたら

あまりの進歩の無さに嫌気が差してしまうだろう。

 

行き詰まってしまった時は、しばらくそこを離れ

また戻ってきた時に、少し違う世界が見えてくる。

5年や10年経った時に、不可能が可能になっているかも知れない。

 

評価はあくまで自分の理想と現在できる事とのギャップ。

 

それにしても練習したいのに

身体が痛くて練習できないのはつらい

 

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