2007/04/16
最近、クラシックの世界も、邦楽の世界も
エンターテイメント化してきている気がする。
「音を楽しむ」というのは私の大っ嫌いな言葉である。
「芸術」
一定の材料・技術・様式を駆使して、
美的価値を創造・表現しようとする
人間の活動およびその所産。
「エンターテイメント」
演芸。余興
「エンターテーナー」
人を楽しませる語りや芸をする人。
芸人。芸能人。職業として大衆を楽しませる人。
もてなす人。
広辞苑より
「お客さんに楽しんでもらう」ための
安易なエンターテイメント化。
芸術の大衆化ではなく
大衆の芸術化こそが
本来芸術家の望むべき姿ではないだろうか?