2008/12/04

今日はじめて
トッパンホールへ行った。

入野賞の受賞演奏。
そして、湯浅譲二作品の初演。

トッパンホールへ続く道は
何とも空虚な道のりであった。

江戸川橋より歩いた私は
そこに音楽の生まれる
地を見いだす道のりには
とうてい思えなかった。

突如として現れた
すばらしいホールは
その空気を変えうるものをも
持っていた。

作曲とはどういうものなのだろうか?
20歳30歳での作品
70,80での作品。

若ければ
認めてもらえない

しかし、
歳をとって
大御所となると
また違うものがある。

私が20年も前に聞いた
湯浅譲二は
つい先月
その作品をこの手で演奏した。

この偉大な作曲家は
もう80近くなる。

しかし、
今日聞いた作品は
決して、そんな
「老人」を感じさせるものではなかった。

いや、むしろ・・・

作曲家のエネルギーとは
どこから湧き上がってくるのであろうか?

私も、常にそうありたい

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