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2009/12/24
高校生の頃からの
私の憧れと言えば
ドイツへ行くこと。

石橋を叩いて渡る私と
石橋を叩き割る私と
両方いる私としては
どうもその両方が
ぴったりと一致してしまったようだ。

そもそも私は
来年の秋以降のドイツ行きを目指し
ドイツ語の勉強に励んでいた。

そんな時に舞い込んできた情報は
ポリーニの来年のコンサート情報だった。
ポリーニの演奏の中でも最も私が気に入っているのは
ブラームスのピアノ協奏曲第1番、
カール・ベームとの演奏。

そして、私はミュンヘンでその
ブラームスのピアノ協奏曲第1番を
なんとクリスティアン・ティーレマン指揮
ミュンヘンフィルと協演するという夢のような
演奏会の情報を見つけた。
ひと月ほど前のことだろうか?
そして、つい先週、ドイツ語学校の
パンフレットを見ながらひと月くらいの
短期語学留学もいいなぁ~
なんてドイツ行きたい病が再発してきて・・・
それとなくミュンヘンフィルのホームページを
見ると発売しているじゃぁないですか!!
辞書とにらめっこしながら
チケットセンターの登録をして
注文のページに行ってみると
チケットは結構余っていて充分間に合う。
日本では何万もするチケットが
一番高くても7~8千円なんですよね。

でもいくら安いからってそのためだけに行くのは・・・。
そして真っ先に連絡したのがベルリンに住む中国笙の彼↓
(下の記事に書いてます)

そして、グラーツに住む作曲家とフランクフルトに住む箏奏者の友人二人。

中国笙の彼はアムステルダムとドレスデンでちょうど演奏会を
しているのでそれも聴きに行けるかなぁと。
そして、ベルリンへ行って彼の友人たちを紹介して
いずれ演奏会をするための礎に出来ればいいなぁと。

いろんな計画を練って
各地のオペラハウスやコンサート
そしてどういうルートを行って
どこを観光するかを調べました。
すると出てくる出てくる。

ドレスデンではちょうど
ゼンパーオパー(ドレスデン国立歌劇場)で
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」の
3作目「ジークフリート」が上演されているのです。

ミュンヘンから鉄道でバイロイト寄って
ドレスデンで「ジークフリート」なんて
いいな~なんて。

でもなかなか決心がつかず
チケットが売り切れてくれればいいのに~
なんてどっかで考えてもいたのですが・・・
航空券を調べに旅行会社に行き
ドイツ観光局で資料を集め・・・
ついに我慢が出来なくなりました・・・。。。

昨日ついにミュンヘンフィル:ポリーニの
チケット申し込みボタンを押しました。
35ユーロ+(手数料?)1.90ユーロ
5,000円しないくらいです。
結構簡単に買えるんですね。
そして、今日ドレスデン国立歌劇場の
「ジークフリート」を購入
こちらは一回の平土間席の後方、
62+3ユーロ
かなり良い席なのに8,500円くらいです。

そして、チケットを申し込んでいく事を決めたことを
中国笙の彼に伝え旅行の計画を知らせ
バイロイトあたりを検索していると
なんとからメールが。

ベルリンフィルのチケットがある!!って・・・!!!
しかもマリス・ヤンソンスなんです。

こないだ聴いたマリス・ヤンソンスの日本公演はこちら↓
[http://blogs.yahoo.co.jp/magamonabe/57777108.html]

ドイツのオーケストラと言って思い浮かべるのは?
ベルリン・フィルに
ミュンヘン・フィル
そしてシュターツカペレ・ドレスデン
辺りでしょうか?

って全部聴けるじゃん!!!

しかも今一番注目のティーレマンにヤンソンス
ポリーニにワーグナーなんて・・・
最高すぎる。
ライプチッヒ・ゲヴァントハウス・オーケストラ
ってのもあるけど私にはちょっと縁の無かったオケなので
まぁいいか・・・
ゲヴァントハウスは演奏会がちょうど無いけれど
ドレスデンから結構近いからホール見に行けるかな??

そんなこんなで・・・
いやはや
運というのは黙って待っていても
向こうから来るものでは無くって
自分が動いて初めて手に入れる可能性があるものなんですね。
この3ヶ月ドイツ語を必死に勉強していなかったら
自分でチケットを予約したりホテルを予約したり
一人でドイツに出かけていこうなんて考えられませんでしたから。

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