2010/07/22
なんだか気が付けば
めちゃくちゃ忙しい怒濤の数週間を経て
やっとひと息・・・
はつけないのですが。。。

やはりわたくし
「忙しい」と言う感覚がないので
その時を一生懸命生きていて
過ぎ去ってみると
あぁ忙しかったなぁと思うのであります。

そんな忙しさとストレスで
体はボロボロになっているようですが
(あんまり自覚無い)
やっと回復傾向にあります。
ビールの量も戻ってきました!??

さてさて
13日・14日と霧島神宮での講習を終え
朝7時から空港へ向かい種子島へと飛び立ちます。
途中崖崩れのあとを沢山見ながら
道沿いの崖を見ながら
これが崩れ落ちてきたら埋まるだろうなぁと
恐怖を抱きながら。

もともと
種子島へ行くというのは
去年講習で訪れた時の話。

3回目の去年、
それまでの1回目、2回目は
もう6~7年も前になるでしょうか?
だいぶ間が空いてました。
その久しぶりの講習の際に
霧島を訪れていたのが
種子島の熊野神社の黒木宮司さんでした。

霧島神宮の権宮司様と
うちの会長
黒木宮司様と(この三方は同期)
私、霧島神宮の神職、我々の会員である講師で
懇親会をしていました。

その時の黒木宮司さんの
「種子島の人は雅楽なんか聞いたこと無いから
聞かせたらびっくりするだろうな~」
とおっしゃっていたのに私が食いついたのでした。
来年(つまり今年)は何周年かでイベントがあるとのこと。
でも、小さな島なのでそんな呼ぶなんて無理だろうなぁと
おっしゃっていました。
そこへ
「じゃぁ行きましょう!」
と酔っぱらった勢い?!で言ったのが事の発端でした。
まずは会長に
「同期の友人がこんなすばらしい想いを持っているのに
協力しますよね」
と脅し
霧島神宮の権宮司様には
「来年もまた講習をやりましょう!」
と半ば強引に約束を取り付け・・・
たぶん、相当迷惑だったでしょう。
単独で種子島から我々を呼ぶのは
とても難しいことだったと思うのです。
霧島神宮でさえ私たちを何年かに一度しか
呼ぶことが出来ないのに
2年続けて呼んでいただいて・・・。
まぁ、実現は難しいと思っていましたが
何と実現しました。

さてさて、
なかなか種子島なんて行けないので
楽しみではありましたが、
それ以上に不安でもありました。
我々小野雅楽会4人と
霧島神宮の神職4人との合同の演奏だったからです。

どうしても私の中には
この人たちはこのくらいだから
こんなもんでいいや
と言う考えはまったく浮かんでこないのです。

アマチュアだろうがプロだろうが
人前で演奏する以上
出来ないなら辞めるか
出来るまで最後まで努力するか
そのどちらかしかないと思っている。

まぁプロとかアマチュアとか
だいたいプロなんて言葉は
私は大っ嫌いではあるが
一緒にやる以上、上手くいかなければ
自分の責任になる訳だから。

そんな私の葛藤も見ず知らず
隣の部屋では氷受けのでっかいプラスチック容器に
焼酎を注ぎ込んで飲んでいるおっさんがいました。

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