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2012/04/13
パリから帰ってきました。

とうとう
私のベルリン生活も
残すところひと月

30日

そんな感慨にふける間もなく
来週から
ベルリン→ミンスク→カールスルーエ→ケルン
ライプツィヒ→ベオグラード→ノヴィ・サド
という
演奏会7回
レクチャー6回
録音1回という
12日間が始まります。

先週はOster=イースターでした。
街で何が起こっているのかは
全く不明でしたが
でっかい卵を見つけました。

4月10日、
パリに向けて飛び立ちましたが
その横に先日ストで欠航になった
ストックホルム行きの飛行機が・・・
ここで乗れてれば楽だったのになぁ
とか考えながら

乗客はさっさと乗り込み
定刻15分前には出発!!
さすがドイツ

そして定刻30分前に到着

なのにシャルル・ド・ゴールは
でかい
駐機場に着くまで15分
しかもターミナルの建物に着いて
そのまま建物に入れるかと思ったら
途中の通路から下に下ろされ
さらにバスで行く事15分
それから荷物を待つ事10分以上
でかすぎだよ

そして、30分後に到着する
ソプラノの太田さんの出口を探すも・・・

ターミナル2は確かなんですけど
ABCDEFまであって
出口にはその出口につく飛行機しか書いていない。
Dに着いた私は
B→A→Cと探し渡り歩きましたが
どこにもローマからの飛行機の表示がなく
諦めて座って連絡が来るのを待つ事にしました。
ターミナル廻るのに約30分

頼むよフランス。。。

そんな訳で
とりあえず合流して
ホテルへ行き
お昼を食べ・・・
なんでカプチーノが6.8ユーロもするんだか

演奏会は日本文化会館で

やはりこの建物
異様な存在感です。

東京国際ホーラムのような・・・
しかも隣は古い建物

エッフェル塔のすぐそばにあります。

プログラムは
盤渉調調子(笙)
酒井健治「Je est un autre」(初演)(ソプラノ)
R.HP.プラッツ「線香花火」(笙)
小櫻秀樹「A un Ruisenor」(笙とソプラノ)
湯浅譲二「原風景」(笙)
シェルシ「タイアガル」(ソプラノ)
真鍋尚之「呼吸III」(笙)
と言うものでした。

一緒に演奏する曲は一曲だけでしたが
しっかりDuo Konzertという感じになったと思います。
普通なら一曲ずつ舞台袖に戻って
次が出て来てってするのですが
でもそれだと
二人が別々に
おのおの演奏しているという感じに
なってしまうので、
自分の曲が終わっても
舞台上の椅子に座って
交互に演奏して
っていう風に進めました。

何より私が太田さんの
演奏を聞きたかったからでもあるのですが。

やはり私は自分で演奏するより
他人の演奏を聞いている方が好きだな。
舞台で彼女の演奏を聞いて
刺激を受けて自分も演奏する。

実際、自分が演奏しているのは
半分だけだけれど
演奏会全てを一緒に行ったという
充実感がありますね。

最初にリサイタルをおこなってから
ひとつのコンサートを
全て一人で演奏するようになってから
私の中ではひとつのコンサートが
ひとつの曲のように感じています。
なので一曲だけ演奏とか
私にはちょっと難しい。
今回も半分なので
どのように最後まで持っていくか
心配ではあったのですが
太田さんの歌を聴いて
気力充分でした。

またこの日のために
パリ在住の酒井健治さんが
ソプラノのソロ作品を書いて下さいました。

短い曲ではありましたけど
曲も演奏も圧巻でした。

そんな訳で
終わったあとのビールと
エッフェル塔は美しかった
(昼間は鉄くずのように見えるけど

何故かうさぎが

ぴくりとも動かないので
一瞬良くできたぬいぐるみかと疑いましたが
近くに行くと

眼が怖い・・・
おまけに
びくって
動いて
不機嫌そうで
怖かった。。。

そんな訳で
パリを翌朝離れました

やっと帰れると思いつつ

また登場ゲートでは大渋滞で
おまけに係員がのんびりやっていて
出発30分前にゲート入り出したのに
私がゲートはいったのは30分後
さらにターミナルからバスで延々と連れて行かれ
結局40分くらい遅れて出発しました。

やっとドイツに帰って来て
安心して生活できる。

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