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2020/09/02

「あいつは政治家だからな」

みたいな言葉を時々聞く

音楽家の場合
演奏や作曲の実力ではなく
交友や営業努力によって
地位を築いている人の事を言っている。

まぁこれは音楽家に限らず
学者でも会社でも同じように使われているだろう。

私が抱く政治家はまた別の一面だ

今は分からないが以前は弁論大会みたいなのが行われて、
言葉の力で人を説得させる秀でた能力のある人がいて、
そういう人が政治家などになっていった記憶がある。

言葉の力ではない部分で生きている自分とは最も遠い存在であり、
共感できない(したくない)職業でもあった。

弁論大会にしても政治家にしても
言葉で他人を論破していく力はすごいなと思っていた。
それはただ言い負かすのではなく
相手を納得させ自分の考えを貫く手段と技術もあったのだと思う。

そう少なくともそこには個人の思いや考えだけでは足りない部分を補う
「技術」があり、それも研鑽していない限り演説はできないように思っていた。

それにしても最近目にするのは
声がでかいだけかただ攻撃をかわすだけか
恫喝するかみたいなのばかり目にする

中身のないものは直ぐわかるのに

だから最近の状況を見ていると
演説や弁論の実力もないのに
「政治家」として上手く取り入って
仲間を増やして徒党を組んでるだけの人が
力を持っているだけの政治家ばっかり目にする

音楽を聞かないで
その人の外見やら生い立ちを見て
喜んでいるのと
同じ国民性なのかなぁ

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