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2018/07/26

どんな理由や正義が存在しようとも

人が他人の生命を奪う事を
正当化することはできないと思っている。

「ひとりの死は悲劇だが
100万人の死は単なる統計にしか過ぎない」(スターリン)

正義を盾に
何万人もの生命を奪う

世の中の秩序を乱した見せしめとして
死刑を執行する

世の中に必要の無いもの
害を与える物を排除したい

かつて日本人が中国人を虐殺し
ドイツ人がユダヤ人を迫害し
カンボジアの知識人大虐殺とか

いやそれ以前から侵略や略奪の歴史は繰り返しているが

世の中に害を与える

世の中に役に立たない
になり
生産性がない物は必要のない物

どんなに正当な理由を述べても
軍人も死刑執行人も殺人者であることにはかわり無い。

そしてそれを命じた法務大臣も

だから法務大臣は死刑執行の印を押したがらないと

 

その印を押した後のうのうと宴会に笑顔で出席しているというのはどうにも理解できない

そしてまた今日

悪を成敗した心境なのだろうか?

ひと月足らずの間の13名の処刑
ナチスもポルポトも正義の名の下に
こういう風に麻痺していってしまったに違いないと

「歴史から人は学ぶことができる。
人は歴史から何も学ばないことを」(ガンジー)

世の中の秩序
世の中に必要の無い
世に害を与える物

世のため人のためと言っているが
それはそのまま
「自分に必要の無い」
「自分に害を与える物」
と読み替えることができるように思う。

ドイツやオーストリアなどの街には
虐殺されたユダヤ人のかつての住居前に
生年月日と強制収容された日付と送られた先
処刑された日などが刻まれたプレートが埋められている

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