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真鍋尚之笙リサイタル Vol.8  超絶技巧

Naoyuki Manabe SHO Recital vol.8 Virtuoso

2018.10.29 YAMAHA Hall ヤマハホール

 

湯浅譲二(1929-)

(C)石塚潤一

郡山市出身。作曲は独学。医者を志していたが、秋山邦晴、武満徹らと親交を結び、1951年「実験工房」に参加、作曲に専念。以来、オーケストラ、室内楽、合唱、劇場用音楽、インターメディア、電子音楽、コンピュータ音楽など、幅広い作曲活動を展開。81年からカリフォルニア大学サン・ディエゴ校教授(現在名誉教授)を務め、日本大学芸術学部、東京音楽大学、桐朋学園大学等でも後進を指導。1999~2011年の「サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ」を監修。尾高賞4回、飛騨古川音楽大賞、京都音楽大賞、サントリー音楽賞、芸術選奨文部大臣賞、紫綬褒章、日本芸術院賞・恩賜賞などを受賞。国際現代音楽協会(ISCM)名誉会員、文化功労者。

《原風景》

 

木村恵理香(1991-)

1991年、神奈川県生まれ。洗足学園音楽大学音楽学部音楽学科作曲コース卒業後、東京音楽大学大学院作曲指揮専攻作曲研究領域修士課程修了。これまでに作曲を石桁冬樹、西村朗、原田敬子の各氏に、ピアノを木幡律子氏に師事。2016/17年に東京音楽大学短期留学奨学生としてインターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミー(IEMA)×東京音楽大学(作曲芸術コース)提携プロジェクトに参加、ドイツのカッセルにて自作が初演される。第6回ドヴォルザーク国際作曲コンクール(2015) ジュニア部門第2位。
現在、洗足学園音楽大学附属音楽教室・クロスアーツ非常勤講師(ソルフェージュ)。東京音楽大学情報科目助手。

《cold breath, cold fishes》

 

真鍋尚之(笙・作曲)

洗足学園大学卒業(専攻−作曲・声楽)。東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。
第1回国立劇場作曲コンクール優秀賞(1位)、東京・邦楽コンクール第1位など作曲及び演奏での受賞多数。2000年より笙という楽器の可能性を追求したリサイタルを開いてきた。2003年のリサイタルは読売新聞における年間ベスト5に選ばれる。2011年〜2012年文化庁文化交流使としてドイツドイツ・ベルリンを拠点に12ヵ国30以上の都市で活動。ソロを中心に50回以上の演奏会を開いてきた。帰国後も定期的にソロをはじめアンサンブル、また雅楽の古典をヨーロッパに紹介する企画をオーガナイズしている。

《Invention IV》

 

豊剛秋(笙)(ぶんの たけあき)

1000年来、代々 笙を家業とする雅楽の家系「豊家」に生まれる。
笙、歌、舞琵琶の他、ピアノ、ヴァイオリンも修得。
宮内庁楽部楽師養成課程修了。早稲田大学社会科学部卒業。
古典演奏の他、クラシックやジャズ、そして自身が最も敬愛するブラックミュージックとの融合など、雅楽の可能性を追求する活動にも意欲的に取り組んでいる。
現在、宮内庁式部職楽部楽師。重要無形文化財保持者。

雅楽曲《黄鐘調調子》

 

清水一徹(1976-)

1976年横浜生まれ。1998年日本現代音楽協会作曲新人賞、1999年日本音楽コンクール作曲部門、2001年JFC作曲賞、2005 年武生作曲賞入選。2002 年ルクセンブルグ国際作曲賞第1位入賞。作曲を三界正実および藤井喬梓、久木山直の三氏に師事。作品は国内外で演奏されている。2017 年12 月、會田瑞樹アルバム『五線紙上の恋人』(音楽之友社『月刊レコード芸術』2018年1月号準特選盤)に、ヴィブラフォンのための《カメラ・オブスクラ》が収録。2018年4月の個展演奏会は、web批評誌『メルキュール・デザール』にて高い評価を受ける。

東京藝術大学演奏藝術センター教育研究助手、くらしき作陽大学アートマネジメント専修非常勤講師を歴任し、現在はフリーランスで活動。日本作曲家協議会会員。

《Saw》

 

溝入敬三(1955-)


(c)前澤秀登

コントラバス奏者、作曲家

 1955年、遥かに瀬戸内海と棚田を臨む山の上に生まれ、少年時代を過ごす。広島大学附属福山中高等学校、東京藝術大学卒業、文化庁派遣カリフォルニア大学サンディエゴ校留学。フィンランド・クフモ室内楽フェスティバル、仏アヴィニョンBASS’94等に出演。独ダルムシュタット国際音楽研究所「クラニッヒシュタイナー音楽賞」、現代音楽演奏コンクール“競楽”第1位・「第10回朝日現代音楽賞」、作曲で日本現代音楽協会「第7回作曲新人賞」受賞。作品『歩きませんか?』女声合唱&Cb、『星になった男』13&25絃箏、『琵琶百物語』琵琶、CD『語り物音楽傑作選・猫に小判』、著書『こんとらばすのとらの巻』他。

《ものをいったことになるのか》

川島素晴(1972-)

1972年東京都生れ。東京藝術大学及び同大学院修了。秋吉台国際作曲賞(1992)、ダルムシュタット・クラーニヒシュタイン音楽賞(1996)、芥川作曲賞(1997)、中島健蔵音楽賞(2009)、一柳慧コンテンポラリー賞(2017)等を受賞。1994年より「演じる音楽」をテーゼに国際的に創作活動を展開している他、いずみシンフォニエッタ大阪プログラムアドバイザー等、現代音楽の企画・解説に数多く携わり、2016年9月にはテレビ朝日系列「タモリ倶楽部」の現代音楽特集にて解説者として登壇。指揮、ピアノ、打楽器、声等、自作や現代音楽作品を中心に様々な演奏活動にも携わる。日本作曲家協議会副会長。国立音楽大学准教授、東京音楽大学及び尚美学園大学講師。

《手遊び十七孔》

 

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